三日月町が生んだ第一級の社会学者・経済学者・歌人でもある高田保馬博士のご業績とご遺徳を顕彰し、次世代に語り継ごうと、町内有志の方々により平成6年12月に設立されました。
この趣旨を生かすため、博士に関する文献や資料を収集すると共に、青少年育成と地域文化の向上に寄与することを目的に活動しています。
顕彰会活動の一環として「高田保馬博士をたたえる会」を毎年2月、三日月町内は勿論県内各地から、幼、小、中、高校、一般の方々の参加のもとドゥイング三日月で開催しています。
(応募総数 書道1476点 文学作品 456編)
「高田保馬博士をたたえる会」の内容を中心に顕彰会の活動内容を編集し、三日月町内全戸や有志の方々に配布しています。
高田保馬博士顕彰会では、平成16年(2004年)に、小城郡三日月町まちおこし事業助成を受け、高田博士の生誕120周年と高田保馬博士顕彰会発会10周年を記念して、「社会学・経済学の巨星・世の先覚者/高田保馬」を発行しました。 今回、それを再刊して、佐賀県内の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校に寄贈しました。 本文にはすべてルビが、難しい語句に脚注がついているので、小学校低学年の児童から親しめる本となっています。 |
完成した伝記(右)と校歌DVD(左) |
高田保馬博士が作詞された県内9校(作詞されたのは11校であったが、そのうち2校は統廃合)の校歌をDVDに収録して、佐賀県内の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校に寄贈しました。
該当校からデータの提供等のご協力をいただきました。
高田保馬博士の業績や略歴等をより多くの方に知っていただくために、A4版三つ折りのパンフレットを作成しました。 |
高田保馬博士の業績等をより多くの方に知っていただくために、大型パネルを作成しました。
図書館や学校に貸し出して掲示したり、学校における郷土学習等で活用してもらう予定です。
平成31年(2019年)2月3日、ドゥイング三日月において、第24回高田保馬博士をたたえる会を開催しました。
多数のご来賓の皆様にご臨席をいただき、会場いっぱいのご参加の皆様の前で、アトラクションや意見発表が行われました。
書道・文学作品コンクールには、約1500名の方から応募をいただきました。
今回は、17名の方に、小城明治維新150年記念特別賞として、賞状と記念品を授与しました。